スマホ(Android)から記事を書いていたらミスって公開してしまった。急いで下書きに戻したので誰にもバレてはいないとは思うが、これで何度目だろう。記事編集ページの「公開する」ボタンの位置が、一部の人にとっては悪魔すぎるのではないだろうか。この記事を書いている途中にも一度公開してしまった。つらい。
何がどう悪魔なのかというと、この画像を見てほしい。編集画面のスクリーンショットだ。
これだけでピンときた人はいるかもしれないが、説明すると、公開するボタンの位置がIMEの変換予測が出る場所と被っているのである。少しでも処理が遅れて変換予測まわりがカクカクすると、たまに押し間違えてしまうのだ。たとえ処理が遅れなくとも、フリップの勢いや、画面スライドの勢いで押し間違えるような絶妙なポジションにこの公開ボタン様は鎮座しておられるのである。
Android 版の Chrome ブラウザはとても優しくて、入力するスペースにタップしてカーソルを合わせると、入力した内容が見やすい位置にスクロールしてくれる。例を上げると、はてなブログの記事投稿画面で、本文入力のところをタップしてカーソルを置くと、先ほどの画像の位置にちょうどスクロールしてくれる。このスクロール動作というのが曲者で、本文入力のところを二回タップしてしまったが最後、スライドによって公開ボタンの上までご丁寧に指先が誘導されてポチリなんてことがある。
それから、「下書き保存する」ボタンのすぐ上に公開ボタンがあるのも、僕のようなそそっかしい人間にとっては罠である。ブラウザがカクついたとき、あるいはそうでないときでも、普通に押し間違えてしまうのだ(いやまあ、これは僕が悪い気がするけど)。
文句あるなら別のところで下書きしてから編集すれば良いじゃんとか言われそうだけど、それはそれ、これはこれだ。うん。
感想
素晴らしかった。シンプルな使いやすさもさることながら、ボタンの配置が素晴らしい。
公開ボタンが右上にあるのだ。しかも、公開ボタンを含む上のバーは固定されているため、動きまわって僕を翻弄してくることがない!
そして記事を書く画面には直接投稿に関わるボタンがない。記事を書き終わったら下にあるボタンで編集完了を宣言する。ここで素晴らしいのは、そそっかしい人(僕)が編集完了ボタンを連打してしまっても、編集完了が下にあり公開ボタンが上にある以上、公開事故がないという点だ! 意図しているのかしていないのかはわからないが、もし意図してこのデザインにしたのならば尊敬の念が鱗となって目から溢れ出しそうだ。
時々バグらしき動作をする(ボタンが押せなくなったりする)ものの、それはきっと今後のアップデートで修正されると信じている。
よく誤公開をしてしまう人は、アプリを使ってみるのが良いかもしれない。