もひょもひょしたブログ

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JAMSTECに行ってきました(3/3)

3日目

Blue Earth Academy の参加報告。三日目の内容についてです。

前回 JAMSTECに行ってきました(2/3) の続きです。前々回 JAMSTECに行ってきました(1/3) が最初です。

三日目の主な内容は、実習(完成した装置のトライアウト)と、レポート作成、レポート発表に総合討論でした。

実習・レポート作成

二日目で作った装置を実際の環境にて試行しました。

試行した結果や、それによる考察などをレポートに付け加えてレポートは完成です。

レポート発表

グル―プごとに全員の前でレポートを用いて発表を行います。質疑応答では、職員の方の鋭い質問が飛んできたり、有意義なアドバイスをもらえたりしました。とても上手に発表する人が何人もいて、見習いたいと思いました。

総合討論

総合討論では、Blue Earth Academy に参加した理由、参加して思ったことについて順番に話していきました。一人一人違う話が聞けて、なかなかに面白い時間でした。

修了式

Blue Earth Academy校長、磯崎 芳雄さんの挨拶でもって、三日間の短くも濃い時間は終わりです。磯崎さんは閉校の辞の最後をこう締めくくりました。

「私はいつもこういうことを言っています。言葉を借りますが『Boys be ambitious』、ではなく、『Boys and girls be curious』。少年少女よ、いろいろなことに興味を抱いてほしい」

Boys and girls be curious.

curious は「好奇心の強い」という意味の形容詞です。辞書を引くと、語源はラテン語で知識欲があることを意味する curiousness だそうで、この単語の本質はその辺りにあるのでしょう。

様々なことに興味を持って、学んで、吸収して、そして視野や夢に広がり持ってほしい、という磯崎さんの思いが伝わってきました。含蓄があり、希望を持ったうえで現実を見据えている良い言葉だと思ったので、教訓にしていこうと思います。

最後にひとことまとめ

楽しかった!!!

 
 
 
 
 

こぼればなし

AUV の中が撮影禁止(見るのも禁止?)な理由をどこかで職員の方が話してくれて、なんでも「仕組みを応用すれば戦争の兵器にできるから」といった理由があるとのこと。JAMSTECが掲げる「平和と福祉の理念」の一端を感じることができました。

二泊三日食事付きだったのですが、夕食以外は全部弁当で、結構脂っこいものがあって胃が辛かったという裏話。それから、食事のたびに500mlペットボトルのお茶が配られるのですが、飲み切れない人がちらほらいて、中には4本くらい持って帰った人もいるようでした。重そうです。